Sunday, September 3, 2006
居酒屋にて
A50/1.4 Tri-X
東京滞在で撮ったフィルムのスキャンから。
こっそりピースしているのはゆうぞうさんの手です。
唐突にとりとめもなくフィルムの話。
フィルムには基準感度というものがありまして。いわゆるISO感度と呼ばれているものです。
このISO感度の数値が大きいほうが感度が高くなり、そのぶんシャッタースピードを
稼げるので手振れしづらくなります。
フジの白黒フィルムですと
NEOPAN ACROS がISO100、PRESTOがISO400、SUPER PRESTOがISO1600。
適当かつ簡単に解説するとACROSが屋外昼間、明るいところ用。
SUPER PRESTOが夜景などの暗いところ用。
PRESTOはその中間。どっちもある程度いけます。
僕は昼も夜もカメラ持ってたりするので感度的にはISO400ぐらいがいいんです。
白黒フィルムでISO400だと手に入れやすいのは上記のフジNEOPAN PRESTOか
コダックのTri-Xの2択になります(まあ他にも色々あるんですが)。
日本ではプレストのほうが売れているような気がしますが
トライXは白黒フィルムの定番中の定番と呼ばれるぐらいの超有名なフィルム、らしい。
はたしてどちらがいいのか...
とりあえず今のところ両方使っています。
両者の描写はなんとなく似ているのですがトーンの出方はちょっと違う。
忠実な描写、という面で言えばプレストっぽい。トライXはちょっと独特な感じ。
今のところどっちが好みか、と問われればトライXでしょうか。
同じ白黒フィルムなのに違いがちゃんとあるってのはすごいですねぇ。
ちなみにカラーネガフィルムの現像プロセスで現像できる白黒フィルム、というのもあって。
これは普通のカメラ屋さんで現像してもらえるので気軽にモノクロ楽しみたい人はいいかも。
昔ちょっとだけ使ってみたんですが(コダックBW400CN)
こっちのトーンはデジカメのモノクロフィルタっぽい感じでした。
ハイコントラストでハイライトが飛び気味。
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