Monday, February 26, 2007

Once more, Yokohama

Yokohama

ひとり時間差。

昨日は水泳部追いコンでした。
色んな意味で悲しくなってしまった。
追い出されることではなくて(まだいるし)。
後輩達に練習を通して伝えたかったことが伝わってなかった。
自分の力不足、か。

まあ、嘆いていてもしょうがない。
それでも人生は続くのだ。
やりとげなくては、最後まで。

あ、明日からスパッシュに行ってきます。
東日本国公立大学水泳記録会inスパッシュ。オープン参加で。
マクマナス先生と一緒に泳げることを期待しています。

Friday, February 23, 2007

ツインベッドと電話

Twin Bed and Phone

完成された空間。
ホテルはまさにユートピア思想の体現ですね。

写真はホテル横浜ガーデン。
現像とスキャンの順序がちぐはぐで時間軸を行ったりきたり。

巖谷國士「シュルレアリスムとは何か」の第3章「ユートピアとは何か」によると、
ユートピアという言葉は日本では好意的にとらえられているけど欧米ではそうではない。
日本人はユートピアと聞くと桃源郷、理想郷として楽園のようなものを想像するが
実際のユートピアとは高度に管理された人工的な社会であり、意味が違う。
巖谷さんはこの本の中でユートピアという概念の歴史と思想の変遷を述べています。
ギリシャのプラトンはアジア的なもの(具体的に言うとペルシャ)の侵略からアテネの理性を守る
ためにユートピアという思想を作った、と。
そのアジア的なものの特徴として
「規則性、反復性がなく、不定形であり、自然に近く、無限にそして旺盛に増殖し繁茂するもの」
と述べられています。
もちろんこれはギリシャの理性的な面との対比の比喩ですが
この言葉、フレーズを見たときに「ポケットの中の野生」という本を思い出した。
この本はゲームポケットモンスターに関するテレビゲーム論で、中学か高校のときに読んだ。
内容はそのときの僕には多少難しくあまり覚えてはいないのだけど
子供の意識と無意識の境目、意識のヘリから染み出してくる無意識の欲動が
ポケットモンスターなのだ、という論調だった。
その無意識の欲動の特徴が不定形で、無限にそして旺盛に増殖し繁茂するもの
として述べられていた気がする。
擬似ユートピアのようになってしまっている現代社会に対して子供は敏感に反応している
ということですかね。
検索したサイトから少し引用させてもらいます。こちら
『著者の中沢氏は、ポケモンのゲームデザイナー田尻智氏との対話の中での
「時代や環境によって変らない子どもたちに潜む衝動」という田尻氏の言葉に触発され、
それはレビィ・ストロースなどのいう「野生の思考」にほかならないとして次のように述べる。
“野生の思考はいわゆる未開社会の独占物ではない。現代の社会のまっただなかでも、
それはまだ生き残っている。
それどころか、ときにはまわりの「まともな大人」のひんしゅくを買うほどの、
大変な繁茂をとげていることさえある。テレビゲームがそのような世界のひとつなのだ。
そして、『ポケットモンスター』というゲームは、そのなかでもとりわけ、
子どもたちの中に眠っている無意識下の衝動に、すなおで豊かな表現をあたえるのに成功した。
そのとき、子どもの衝動は、野生の思考に姿を変えるのだ。”』

実家に戻ったときに「ポケットの中の野生」探しとこう。
よく理解するためにはレビィ・ストロースの著作とか無意識に関する知識が
あったほうがいいのかなぁ

こんなエセユートピアな社会で正気を保っていられる人間のほうが
逆にこころを病んでいるのかもしれない、とも考えられます。
そういう視点で見ると引きこもりは実に「健康的に」ユートピアを拒絶している...ようにも見えるし。
ニートの精神は実にまとも...なように見える。
まあ自分は引きこもりにもニートにもなるべく、なりたくはないですけど。

Thursday, February 22, 2007

若松の夜

Light and Sign

Sign and Signal

Night Parking

闇が深ければ深いほど、光はまばゆく輝く。

破壊こそ創造の母。
変化を恐れるな。

Wednesday, February 21, 2007

閉店後

Night Shop Street

神明通り。

いつだって壁は自分自身、か。
ともかく、やらなきゃ。

変化を恐れる自分に対して。
逆に考えるんだ。
今日の自分は常に昨日までの自分を越えるために存在していると。

Tuesday, February 20, 2007

光、ゲート、鉢植

Light and Gate

学鳳高校建設予定地。

1:3希釈のXtolで現像。要は現像液を1:1の半分にしたものです。
現像時間短いor現像中に液温が低下した
のが原因でアンダーでした。
元々1/8秒までしかシャッター速ないから夜景は危ないんですけど。
XAで撮ったTri-Xを1:3で現像してみたら結構いい感じになりました。
20度で現像時間は13分。液温が一定ならば、もうちょっと短くていいかも。

無意識と意識の境目から次々と無限に現れるイメージ
というようなことを「シュルレアリスムとは何か」の中に発見したんですが
中学か高校のときに読んだ「ポケットの中の野生」という本にも
同じようなことが書かれていた。
と、ここまで書いて店長に呼び出されてしまった。続きはいづれ。

Monday, February 19, 2007

コーヒーサービス

Coffee service

ホテル横浜ガーデンにて。
平日で空いていたせいかシングル扱いでツインに宿泊。
ツインで広々アンドPCアリでネットOK。部屋も綺麗。
7kでこれはクオリティ高いね。

「シュルレアリスムとは何か」とりあえず2章3章も読む。
この本自体が渋谷での講演をテキストにしたもので時間的制限もあって
シュルレアリスムの歴史など詳しいところは語られてなかったりする。
で、2章はメルヘンについて。3章はユートピアについて。
これらは一見シュルレアリスムとは関係がなさそうだけど、実は関係がある。
メルヘン(日本語で使われている意味のメルヘンではなく)、おとぎばなしには
シュルレアリスムの自動記述で書かれた文章と共通点がある。
ユートピア(理想郷という意味ではなく管理された社会)に反発するためにマニエリスムや
シュルレアリスムの運動が起こった、らしい。

自動記述というのがそもそもシュルレアリスムのはじまりになっているわけですが
写真はこの自動記述のやり方に非常に近いものがある気がする。
シャッターを切るのは撮影者だし、何に対してカメラを向けるのも撮影者だけど
写っているものは時には撮影者の思惑を超えて「われわれの普段気づかない現実」、
超現実が写っているのではないだろうか。
マン・レイはモノを人に例えたり、逆に人をモノに例えたりしてデペイズマンを実現したわけだけど
そもそも写真は撮影行為自体がデペイズマンである、
というような文章をどこかで見た。

シュルレアリスムはフロイトの精神分析やキリコの形而上絵画などの影響も受けている
らしいのでここらへんも勉強してみたいと思う。
フロイトの精神分析論は昔本で読んだ気が...
自由連想法とか夢分析とか。当時は全然理解できなかった。
今読んだらまた何か得るものがあるかもしれない。

Sunday, February 18, 2007

秋葉原

Akihabara

人が蟻のようだ。

今日もバイト。しかも3時から。
店長は昨日インフルエンザでダウンしました。
おかげで重労働です。
店長いないと運営成立しないもんな。

Friday, February 16, 2007

横浜の街

Yokohama

パシフィコ横浜からの眺め。
実は夕焼けが綺麗だったんだけど、白黒しかなかった。

ちょっと現像時間短かったXtol1:3希釈現像のトライXをやっとスキャン。
あんまり変わらないだろうと思っていたけど、結果は結構違っていた。
シャープネスが良くなっている気がするし、トーンも違う。
理論上ではコントラスト下がるんだけど、夜景が多くてもともと輝度差の激しいシーン
が多かったせいか、あまり違いを感じない。
もうちょっと現像時間長くして試してみたい。正直1:1希釈よりいいと思った。
粒状性は悪くなるけどね。

Thursday, February 15, 2007

パシフィコ横浜

Pacifico Yokohama

1月24~26日に行ってきたEDSフェアとASP-DACの会場、パシフィコ横浜。
でかかった。

ACROS+XTOL1:1で20C。十分微粒子だし高画質なんだけど
スキャナではベース面の微細な傷が粒々になって映りこむから
これを手作業で除去するのが非常におっくうです。
引き伸ばし機でプリント作業するときは気にならないんだろうか?

研究室のPCのモニタが19インチに。多少見やすくなったかな?という程度。
画面大きくなってもピクセル数同じだし、同じ距離でも近くで見ている感じがするぐらいしか差がない。

今週木金土日はバイト。明日は忙しいらしい。
相変わらず研究のほうは調査から全く進んでないな。

Wednesday, February 14, 2007

朝日と水田

Snow on rice paddies

朝日がまぶしいよ。

「シュルレアリスムとはなにか」とりあえず1章を読む。
ちなみに
1章「シュルレアリスムとはなにか」
2章「メルヘンとはなにか」
3章「ユートピアとはなにか」
僕はシュルレアリスムという言葉を写真と絵画の世界で知ったわけだけど、その起源は文学だった。
日本語にすると超現実主義。
超現実とは現実とは全く別の現実、ではなくて
現実世界と連続性を持ったものすごく過剰な現実、というニュアンス。
シュルレアリストはただ単純に超不思議世界を書いたり、描いたりしているわけではなくて
偶然性の強い手法を用いて強度の現実、超現実を見出そうとしていた、らしい。
シュルレアリスムに興味ある人はWikipedia等々を見てください。
webを検索するだけでも相当の情報が得られるでしょう。

去年末にダリ回顧展に行ったときにもうちょっと知識があれば
ダリの絵はもうちょっと違った見方ができるのではないだろうか、
もっと多くのことを感じられるのではないだろうか
という思いがあったので美術史とかには興味がある。
いろいろ学ぼう。

今日、実は誕生日なんですよ、と。
また1つ歳をとりました。

Tuesday, February 13, 2007

Sunday, February 11, 2007

私道

No Trespassing Sign

ピンフ自動車学校前。
チャリ通の人はなぜかこっちを通っていく人が多いね。
研究棟裏からこっそり学内に入る生活が定着してしまったから
ローソン方面には全く行かなくなってしまった。
部活後、電撃倉庫の裏を通って証と一緒に帰っていたのも今は懐かしい。

うん、まあ、何と言うか、年長者だったのに大人気なくて申し訳ない。
正直疲れていたんだ。

久しぶりに郡山で降りて、一緒に買い物。ありがとう。
ヨドバシでSっぺに会う。頑張ってた。かっこよかったよ。

Friday, February 9, 2007

研究棟

Research Building

なじみのある風景も違うフィルムで撮ると違った印象になりますね。

コロキュウム、ぼろぼろでした。
無気力状態のまま間に合わせで作ったスライドはボロが出まくり....
実験データはやる気ナス...
だめだこりゃ。
人が少なかったから静かに終わったけど、S先生が来てたら相当ダメだしされただろうな。
しっかりやらんと。反省。

WindowsではすっかりMeadow使いなワタクシなのですが
文字コードがUTF-8(ユニコード)のテキストファイルをMeadowで開くと文字化けしてしまう。
調べてみたらMule-UCSというパッケージを入れたらいいらしい、ということで
入れてみました。setup-jp.exeの簡単インストールです。便利な世の中になったもんだ。
で、無事UTF-8ファイルは開けました。
開けたんですが改行コードだけは自動判別されてなくて^M
みたいに化けている。WinのファイルをUNIX上で見たときによく起こる現象です。
でもMule-UCSの設定みたら改行コードも自動判別の対象です、って書かれている。
うーむ。
調べてみたら、どうやらMule-UCSの改行コード自動判別はよく失敗するらしい。
まあ改行コードぐらいは手動でもいいか、と思うんですけど、なんか気になるなー

昨日、久しぶりに白黒フィルム現像しました。Tri-XとACROSの2本。
Tri-Xは1:3希釈に挑戦してみたけど、現像時間短すぎてネガが薄かったorz
アクロスは非常にきれいに現像できてるっぽい。スキャンが楽しみ。

ちょっと前にカラーネガの現像についても調べてみました。
カラーネガは基本的に現像液や現像方法は一つに統一されていて
白黒ネガのように現像時間を調整したりすることはないらしい。
現像液もいろいろあるけど、基本的には同じ仕上がりになるようです。
現像温度については基本38度。30度でもできるらしい。白黒に比べると高いですね。
温度、現像時間の管理をしっかりしないとちゃんとした色が出ない。
自家現像試してみてもいいんだけど、温度管理でサーモヒーターが必要だから
ちょっと初期投資が必要。
結果が同じなら自家でやらなくてもいいかなぁっと思ったり。
それよりも白黒のプリントをやりたい今日この頃。引き伸ばし機が必要だなぁ。

Wednesday, February 7, 2007

カラーコーン

Corn

通学路途中のカラーコーン。
雨上がりっていいよね。

久しぶりに研究室グループミーティング。
こってりとやられました。やるべきことは山のようにあるなぁ。
こっそりさっくり、進められる人間になろう。

金曜日3限は研究室コロキュウム。発表者はワタクシなのです。
まあテーマは手抜きして去年の卒論+パイプライン(今の研究テーマ)なんですが...
スライドは作らなきゃならんわけですね。うーむ。

沖縄旅行のX-rayショックで今は白黒よりカラーで撮りたい気分なんです。
でも会津の冬は彩りがなくてすぐ白黒に戻りそうですけど。

Monday, February 5, 2007

千石店

Sengoku-ten

某スーパー。自宅から近いのでお世話になっております。

Kodachromeはエマルジョン(乳剤)の製造番号によって性能にばらつきがあるらしい。
あるエマルジョンでは発色がいまいちだったり、当たり外れがあるようだ。
僕が使ったのはNo. 1544。某掲示板では評判は良かった。
ただ感度が若干低いらしく、ISO50でちょうどいいぐらいとか。
たしかに露出には正確な方の僕のXAでもアンダーを連発したから感度は低い。
今C35FDに入れて使っています。

コダクロ勢いで10本パック買ってしまったんですが...
やっぱ好きな描写で言えばネガなんですよね。
リバーサルはスパイス。アクセント的に使うと気持ちいいんです。
コニカのカラーネガフィルム、センチュリアスーパー400、いわゆるセンスー400、
10本パック買ったのを会津で1本使いました。
で、東京で現像したんですが結構良かったです。
コダック400UCはべったりこってりした発色でしたがセンスー400はあっさりさっぱりした感じ。
爽やかな色合いが日本の情景にマッチしていると思う。
まーこのフィルムも来年度夏ぐらいにはなくなってしまうのですが。
10本パックがヨドで安いし、もうちょっと買っておこうかなぁ。

Thursday, February 1, 2007

夕景

Sunset

かすかな夕焼け。
年末に現像依頼して2週間後に取りに行ったコダクローム一本目。
カメラはXAでした。
開放付近で撮ることが多くて周辺光量不足が目立つけど、まあこれはこれでありか。
LOMOなんて目じゃないね。
スキャンすると特にそう感じるけど、ネガとはまったく違う感じになりますね。
シャープさとしっとりした質感は独特の魅力がある。

月曜日夜にコタツで寝て風邪を引く。なんだこれ。
昨日は若干熱があったらしく(怖くて測ってない)ずっと自宅で寝てました。
喉痛以外はある程度回復したので通学。やることはいっぱいあるなぁまじで。
とりあえず明日はASP-DACとEDSフェアの報告書を提出せにゃらなんと。
来週からはミーティング再開でまた忙しくなりそうです。

未現像の白黒フィルムも溜まってるなぁ。