
ホテル横浜ガーデンにて。
平日で空いていたせいかシングル扱いでツインに宿泊。
ツインで広々アンドPCアリでネットOK。部屋も綺麗。
7kでこれはクオリティ高いね。
「シュルレアリスムとは何か」とりあえず2章3章も読む。
この本自体が渋谷での講演をテキストにしたもので時間的制限もあって
シュルレアリスムの歴史など詳しいところは語られてなかったりする。
で、2章はメルヘンについて。3章はユートピアについて。
これらは一見シュルレアリスムとは関係がなさそうだけど、実は関係がある。
メルヘン(日本語で使われている意味のメルヘンではなく)、おとぎばなしには
シュルレアリスムの自動記述で書かれた文章と共通点がある。
ユートピア(理想郷という意味ではなく管理された社会)に反発するためにマニエリスムや
シュルレアリスムの運動が起こった、らしい。
自動記述というのがそもそもシュルレアリスムのはじまりになっているわけですが
写真はこの自動記述のやり方に非常に近いものがある気がする。
シャッターを切るのは撮影者だし、何に対してカメラを向けるのも撮影者だけど
写っているものは時には撮影者の思惑を超えて「われわれの普段気づかない現実」、
超現実が写っているのではないだろうか。
マン・レイはモノを人に例えたり、逆に人をモノに例えたりしてデペイズマンを実現したわけだけど
そもそも写真は撮影行為自体がデペイズマンである、
というような文章をどこかで見た。
シュルレアリスムはフロイトの精神分析やキリコの形而上絵画などの影響も受けている
らしいのでここらへんも勉強してみたいと思う。
フロイトの精神分析論は昔本で読んだ気が...
自由連想法とか夢分析とか。当時は全然理解できなかった。
今読んだらまた何か得るものがあるかもしれない。
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