Saturday, January 13, 2007
山見セブン
毎度お世話になっております。
会津にはコンビニが結構多いと思う。夜は客が少なくてつらそうだけど
すっかり夜型になってしまっている自分としては深夜も煌々と明かりを灯した
コンビニエンスストアにある種の安心感を抱いていることは間違いない。
だから帰り道(または行き道)に吸い寄せられるようにコンビニに入ってしまうのだ。
ここんところ使っているC35FDについて。
自分でもいつの間に増えたの?という感じですが
12月の忙しい時期に買い物してしまったんですな。
お仕事(研究室だけど)がバタバタしてストレスが溜まると買い物したくなるの。
例のごとくジャンク扱いだったんだけど特に大きな不具合はなく。
レンズも傷が2, 3あるぐらいできれいだし。距離計も大丈夫ぽい。
ファインダーの曇りは軍艦部開けて掃除すればましになりました。全然オッケー。
ぼろぼろのモルトも交換した。代替品は習字用の下敷き。接着なし。
沖縄はコレとXA(こっちはカラーで)のコンビでほとんど撮りました。
しかしこれに付いているレンズ、HEXANON 38mm F1.8のシャープさはすごい。
カラーでの実力はまだ未知数だけど白黒では本当に「すごくいい」写り。
大衆機にありがちな、ガチガチした硬い描写ではなく
しっとりとしたシャープさというのだろうか。そして艶っぽいトーンが出る。
発売は1973年。70年代後半からレンズ一体型は怒涛のAF化&プラスチック化で
今から見れば悲しい事態になってしまったわけですが...
かろうじてコストダウンの波に耐えていた60年代後半~70年代前半の
レンズ一体型カメラの技術革新とコンパクト化は
まさに日本的合理的なバランス感覚を通して日本のカメラメーカーの美学を感じます。
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